過日開催された理事会に於きまして、令和3年7月1日より社会福祉法人稲泉会の理事長に就任いたしました。浅学非才ではありますが稲泉会発展のため精一杯務めさせていただく所存であります。
 稲泉会は、平成元年11月の法人設立以来31年間、地域や時代の要請に応えるべく地域福祉の発展に努めて参りました。この間、ご利用者・ご家族の皆さま、職員や地域の皆さま、お取引先の各社並びに関係各位の皆さまをはじめ、多くの方々のご理解とご支援により今日があることに改めて感謝申し上げる次第です。
 今なお続くコロナ禍により運営面での様々な制約、また平成28年の社会福祉法人制度改革以降、社会福祉法人にはガバナンスの強化、透明性の向上、財務規律の強化、地域における公益的な取り組みなど、我が国の社会福祉が大きな変革期を迎えている中、なかなか先が見通しにくい時代に、理事長の職に就くにあたり、その責任の重大さを痛感しております。
 そのような中で、これまで培ってきた法人として守っていくものと、これからの社会福祉に対する期待にお応えするべく、変えていくものをしっかりと判断し、舵を取っていくことが必要と考えております。
 法人理念にある、『笑顔に勝る介護なし。』を実践するためにも、柔軟にスピード感をもって果敢に挑戦していきたいと思います。
 そして、これからも地域の社会資源として皆さまに信頼していただけるよう、また安心してご利用いただけるよう、役職員一丸となって法人・施設運営に、より一層努力する所存でありますので、これまで同様、引き続きのご支援ご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

  令和3年7月1日

社会福祉法人 稲泉会 理事長  菅 原 正 義

  • 人権を尊重します。
  • コンプライアンスの徹底を図ります。
  • 「笑顔に勝る介護なし」をモットーにサービスの質の向上を図ります。
  • 地域の交流を大切にし、常に連携を図ります。
  • 人的・財政的基盤を確立し、将来とも安定した法人運営に努めます。

地域の虚弱・要介護高齢者に介護サービスを提供する社会福祉法人として、
地域の方々からの信頼を糧に将来とも安定した公共財としての法人運営に努めます。